■ 充電ケーブル復旧作業 2019-02-10
こんにちはジョーです。
前回記事にしたスマホのバッテリー交換後非常に快適ですが、ある時から充電が失敗する事が稀に発生し、原因調査を行いました。原因はケーブルで断線ではなく、VBUS端子(接続部分の金色の部分)の腐食が原因でした。
腐食と確信したのはケーブルの差し込みを表裏反対にすると改善する点(スマホ側のVBUS端子は片面のため)、端子の金属部分みたら裏面と表面で腐食具合が異なっていました。
構造上LightningケーブルはUSBtypc-cケーブルに比べて端子部分がさらけ出す形のため腐食しやすいです。また断線もしやすいと言われていただけあって、サードーパーティのLightningケーブルには断線には強いモデルは結構ありますが、腐食に強いをアピールしてる製品は聞いた事がありません。
断線と違い、構造上の根本的な問題なのでデザイン性が売りのメーカーの商品ですし、サードパーティの利益やType-cと違ってメーカーライセンス料の利益にもかかわってくるので、その部分の改良はほぼないと思います。
そこを改良するとケーブル買い替え需要はほぼなくなるため、純正、MFI認証品のみですがケーブル故障それなりに見ていますが近年は腐食が一番多く、次に断線。それ以外の原因の故障は今の所見たことがないです。
ただLightningケーブルの採用が廃止されUSBType-cにケーブル変わると改善の可能性が出てきます。
需要がなくなるのに改良品出すとは一見不思議に思えますが、消耗品やサプライ品のように買い替えで利益を確保するタイプの商品は稀にあります。
近年でわかりやすい例だとLANケーブルのツメの折れにくくしたタイプで、技術的にはもっと前にも実現可能だと思われますが一般家庭で無線LANの普及、高速な有線LANが普及して買い替え需要が下火になった頃に合わせたように販売されました。
付加価値で商品単価を上げつつで少なくなった需要で最低限の利益と故障率の低下でメーカーのブランド価値をの評価を上げた方がいいと判断した結果とは言え、当時露骨だなと思いました。
なのでほぼ買い替え需要がなくなったら端子を保護する構造のケーブルがサードパーティから出るかもしれません。
肝心の修復方法について買い替えが一番早いのですが、それでは面白くないと腐食が原因なら錆を取り除けばとふと思い、復旧方法を調べたら自力修復の方法ありましたので早速試してみました。
必要な道具は眼鏡の調整とかで使う精密のマイナスドライバーのみ、後はVBUS端子の部分をなぞって丁寧に削るだけです。実際数分の作業で行う前に比べるとだいぶ色合いが変わって気持ち輝きが蘇った気もします。実際この後しばらく使っていますが、充電は問題なく行えています。
通電に関わる部分なのであくまで自己責任ですが、実際効果もあり試す価値は十分あったと思います。
以上、ジョーでした。