■ マリー・アントワネット展 2017-03-11
最近、昼間は暖かいけれど朝晩は真冬、なんて気候が続きますね…
アレ○ラさんのお世話になる時期だなあと花粉症の諸症状と格闘しているお嬢です。
先日、2/26まで六本木ヒルズの森美術館にて開催されていた『マリー・アントワネット展』に行ってきました!
中学校の社会の授業だったでしょうか…フランス革命の項に出てきたマリー・アントワネットに何故か惹かれてしまって以来、今でも歴史上の人物で一番好きなのがマリー王妃です。
今回の展示はフランス国外では初の大型展示ということで、日本人でよかった…!と思いました。
館内はほとんど撮影不可だったので、展示されている絵画や王妃の愛用品などを目に焼き付けるようにじっくりと見てきました!
まずは絵画。私は絵心というものがサッパリなのですが、見るのは好きです。特にこの時代の絵画は当時のドレスが詳細に描かれているので、それを細かいところまで見るのが大好き!シースルーの生地の透け具合とか、刺繍の艶とか、レースの模様とか、これ油彩なんだよね…??といちいち驚いてしまいました…
そして王妃の愛用品の数々!
1辺2mを超える寝台の上掛けは繊細な刺繍が目一杯施されていて大迫力ながらも、刺繍のモチーフ1つ1つに意味が込められていて、とても興味深かったです。
王妃が日本の漆器を集めていたというのをこの展示で初めて知ったのですが、王女出産時に母のマリア・テレジアから贈られたという籠目栗鼠蒔絵六角箱が、すごく可愛くて…マリア・テレジアが漆器コレクターだったのですね。母娘揃って漆器好きだったんだなあと少し微笑ましくなりました。
こちらは事前情報から楽しみにしていた、王妃の私室『プチ・アパルトマン』の再現です。ここだけは撮影可だったのでたくさん撮ってきました!
ミントグリーンを基調とした部屋を見た第一印象は「かわいい」でした。けれど清潔感にも溢れていて、綺麗好きだった王妃の日常が窺えるようでした。
プロジェクションマッピングによる王妃の図書室の再現も圧巻でした。図書館の中だけでなく、イメージ映像としてプチ・トリアノンの風景も流れていて、自然を愛した王妃の見ていた景色がこれなのかーと魅入ってしまいました。
美術館を進むにつれて、栄華を極めた時代から内容は次第に翳りを見せていき、かの有名な首飾り事件で問題となった首飾りの複製や、王家を批判する版画ポスター、革命で監獄に捕らわれていた時に身に着けていたもの、王妃の処刑、その後、崇拝の対象になるまでが展示されており、本当に見応えがありました。
最後のお土産コーナーにはラデュレとのコラボスイーツも! マカロンが可愛くて思わず買ってしまいました♪ 写真を撮る前に食べてしまったのですが…
美術館ってなかなか足を運ぶ機会がないのですが、こうやって自分の興味のある分野の展示がある時にゆっくりと鑑賞しに行くと、とても良い刺激を受けられるなあと思いました。
以上、某ソシャゲのマリーには会えていないお嬢でした♪