■ 長引く咳に要注意 2015-10-28
タブクリアです、こんにちは。
すっかり朝晩は涼しくなってきた今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は9月の中旬ぐらいに風邪をひいてしまい、特に喉と鼻に症状がありました。
幸い熱は出なかったので、仕事を休むほどではなかったのですが、喉の痛みがなかなか引かず、やがて咳が出るようになってしまいました。
咳と言っても、痰がからむようなものではなく、乾いた咳が続けて出てしまうものでした。
シルバーウィークの初日に内科を受診して、咳止めなどを処方され、指示通り飲み続けていたのですが、10月を迎えてもあまり良くならない状況が続いていました。
半日休暇を取得して同じ内科に行き、症状が良くならないことを伝えたところ、今までの薬に加え、アレルギーの薬を追加されたので、これでさすがに良くなるかな、と期待したのですが…。
(以前、同様の症状になったとき、効いた薬だったので)
これまた指示通り飲み続けて一週間近く経った頃、症状が改善されるどころか、あまりの咳のひどさに夜も眠れないような状態となってしまいました。
さすがにこれはおかしいと思い、改めて半休を取って病院(同じ内科)に行く旨を社長に連絡したところ、内科で処方された薬の内容について質問されたので答えたら、この内容では治らないのでは? という指摘を受けました。
(BREASTOの社長は、何故か薬にも詳しいのです。何でも、製薬業界関連のプロジェクトに携わったこともあるそうで、その影響か…)
そんな経緯もあるので、専門性の高い別の病院で診てもらおうと思い、インターネットで症状を調べたところ、私の症状は「咳喘息」ではないかと思われたので、現在の常駐先の近くにある呼吸器内科を受診することにしました。
診察を受けたところ、聴診器で呼吸音を詳しく聴かれ(内科では簡単にしか聴かれなかった)、肺のレントゲン撮影および、吸入治療を行ったところ、咳喘息ではなく、気管支喘息と診断されました。
気管支喘息の治療薬を処方され、外用&内服を続けたところ、ゆっくりではありますが、改善されてきています。
とは言え、咳がゼロという状態には至っていません。それでも夜の咳はほぼなくなったので助かっています。
ある程度こじらせてしまうと、完全治癒にはそこそこ時間が掛かるのかもしれませんね。
今回思ったのが、病気の部位に合わせ、専門性の高い病院を受診したほうが、的確な治療を受けられる、ということですね。
普通の内科の場合、担当医の専門外の分野だと、ずれた診断、治療をされることは、結構あるみたいです。
私のように、風邪の後、咳だけが2週間以上続くようだと、咳喘息の可能性があるようです。
喘息(咳喘息、気管支喘息とも)の場合は、普通の咳止め薬は効かないようです(私もそうでした)。
インターネットで調べても結構症例がありますので、もしそのような症状で苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、
呼吸器内科を受診することを強くお勧めします。
何より、健康が一番ですね。
今回のように下手にこじらせてしまうと、結果的に通院の時間や医療費も余計に掛かってしまいますから。
ここ最近、気温が下がり、空気も乾燥してきたことで、風邪やインフルエンザ、感染性胃腸炎など流行ってきているようです、皆様もお気を付けください。